歴史から紐解くおせち料理の由来や語源とは?

商品のこと

こんにちは。奈良の郷土料理「柿の葉寿司」のゐざさ-中谷本舗-です。

日本のお正月の食卓に欠かせないものと言えば??
そう、おせち料理ですよね!

ご自宅でつくる方もいらっしゃいますが、最近ではコンビニやスーパー、おせちを専門とする通販会社が、それぞれ趣向を凝らしたおせちを多数販売しています。
そして、年々、販売時期が早まってきており、8月のお盆を過ぎたころから、インターネットでの注文を受け付け始めるところもありますよね。

おせち料理は、お正月の食卓を華やかにしてくれるものですが、その歴史や由来は知っていますか?
また、それぞれの食材には意味があります。日本古来の食習慣ですので、ぜひ、お子様とおせち料理を囲う時の話題にしてくださいね。

(11月4日更新)
※なお、ゐざさのおせちは大変ご好評につき、完売いたしましたが、定番の柿の葉寿司やお正月3が日限定品などもございます。ぜひ、一度ご覧ください!

■定番の柿の葉寿司

■正月3が日限定品

おせち料理の由来

おせち料理の起源は、何と1000年以上も前の平安時代と言われています。

それまでも弥生時代ごろから、季節の変わり目である「節」に、神様へ収穫した作物をお供えする「節供」と呼ばれる風習があったそうです。それが由来となり、平安時代の宮中で「おせち料理」の習慣が生まれたと言われています。

平安時代の宮中では季節の変わり目となる「節日(せちにち)」に、儀式と宴会が開かれていました。そのことを「節会(せちえ)」と言います。

元日(1月1日)、白馬(あおうま、1月7日)、踏歌(とうか、1月16日)、端午(5月5日)、豊明(とよのあかり、11月)は五節会と呼ばれ、特に重要視されていました。この重要な日に振る舞われた料理を「御節供(おせちく)」といったそうで、「御節(おせち)」の語源となったとされています。

お正月=おせち料理となった江戸時代

庶民にも「おせち料理」が広がったのは江戸時代だと言われています。
節日が、幕府によって正式に祝日と制定され、幕府の公式行事となりました。それが、今も呼ばれる「五節句」です。

庶民の間でも五節句には、豪華な料理が振る舞われることになりましたが、いつしか、その中でも最も重要なお正月に出す料理を豪華に用意するようになり、それが「おせち料理」となったのです。

今のように重箱に料理を詰めるようになったのは、江戸時代後期から明治時代になってから。
縁起物であるごちそうを重箱に詰めることで、「幸せを重ねる」という意味合いを持たせたのです。また、ふたを閉められるので、保存しやすく、ごあいさつに来たお客様にもそのまま振る舞える、といったメリットがあったのも、重箱に詰めたおせちができた理由と考えられています。

「おせち」の呼び名が広まった戦後

じつは「おせち」の呼び名が全国に広まったのは戦後になってからだそう。
紐解けば平安時代が発祥の「おせち」ですが、「おせち」の呼び名が広まったのが戦後というのは、意外な感じがしますね。

今では百貨店やスーパー、通販などで、洋風なものや創作おせちまで多種多様なおせちを手に入れることができます。何十万もするおせちがあったり、有名料亭の料理人監修のおせちなども。
ですが、元々おせち料理に振る舞われる食材一つ一つには、意味があるのです。

黒豆 まめまめしく勤勉に働けることを願う
数の子 ニシンの卵である数の子は数が多いので、子孫繁栄を
昆布巻き 「喜ぶ」=「よろこぶ(昆布)」から、お祝いの席の縁起物に
栗きんとん 黄金色していることから金運が上がるように

などなど。

そんな「いわれ」を知ることで、おせち料理がもっと楽しくなりますね。
ほかの食材にも、おせち料理に使われるようになったのは由来があるので、調べてみると面白いですよ!

通販で買える「おせち」

おせちの今と昔の違いは何かと考えると、やはり大きな変化は「おせちは買うもの」になったことではないでしょうか。

かつては「おせち」というと、年末に食材を買い込み家で作るのが一般的でした。ですが今では、「おせち」はインターネットで予約することが主流になりつつあります。

「婦人画報のお取り寄せ」の2021年の調査によると、22年用におせちを購入する意向だと答えた人は全体の59%。そのうち、「通販・ネット注文」をすると答えた人が77%を占め、前年調査の57%から大幅に増えたそうです(2022年おせちに関するトレンド調査)。

「ゐざさ」でも、おせちを販売しており、ありがたいことに大変ご好評いただいております。

何といっても、「ゐざさ」のおせちの特徴は、自慢の柿の葉寿司などのお寿司とセットになっていること。お寿司とお料理がセットになっているおせちはあまりないのではないでしょうか。

そんな毎年完売となる人気の「ゐざさ」のおせちは今年も、【冷蔵】と【冷凍】の2種類をご用意。9月から販売を開始し、とてもたくさんのご注文を頂戴しております。

10月31日までにお買い求めいただくと、通常価格の10%OFFでご提供いたします!

【11月4日更新】大変ご好評につき、おせち2種類とも完売いたしました。

ゐざさのおせち

選び抜かれた素材を一品一品、心を込めて仕上げました。豪華なお料理が入った「壱の重」「弐の重」に、自慢の柿の葉寿司など詰合せた「お寿司の重」の3段重。
橿原神宮の御神酒「辰年開運」を漏れなくご進呈。

【冷凍】笹蒸し寿司のおせち

当店で人気の笹蒸し寿司をおせちでご賞味ください。
お料理とお寿司を冷凍でお届けします。和洋折衷の料理が味わえる「お料理の重」。人気の笹蒸し寿司5種類を楽しめる「お寿司の重」。2〜3人前の2段重です。


おせち以外にも、お正月のお祝いの席におすすめの商品がたくさん。「寿司」は「寿を司る」と字を当てるように、お祝いの席にはぴったりです。

▼お正月3が日限定品▼

鯛や海老など縁起の良い食材を使った約1人前の「招福寿司」や、自慢の柿の葉寿司に「ひらめ」のお寿司などを詰め合わせた「ゐざさの寿膳」など。お正月の食卓を彩るお寿司ばかりです。

▼柿の葉寿司▼

通常の柿の葉寿司の詰合せも、お正月にぴったり!ご家族で囲む食卓でも、気軽に食べられてつまみやすいお寿司です。

▼冷凍寿司▼

人気の冷凍寿司なら、日保ちするので年末に取り寄せ、お正月の食卓に並べるのもおすすめです。

また、お正月が終われば節分も!節分に関しては以下の記事に詳しく書いていますので、ぜひお読みくださいね。

今回は、おせちの歴史などを解説し、最後にゐざさのお正月におすすめのお寿司をご紹介しました。ぜひ、今回の記事を読んで、お正月の準備をしてくださいね!

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